今日はクリスマスイブ。多くの子どもがクリスマスプレゼントを楽しみにしていること
だろう。夢のあることなのでとてもいいと思う。中には勉強を頑張って成績が上がっ
たらクリスマスに○○を買ってあげるね、という提案を子どもにしたご家庭もあるだろ
う。うまくいけば子どもはプレゼントをもらって喜び、親もわが子の成績が上がって喜
ぶ。これがきっかけで子どもが勉強に目覚めて自ら学習を進めるようになったら万々歳
だけど、なかなかそうはならない。なぜなら、子どもはあくまでもプレゼント目的で頑
張ったにすぎないからだ。「馬にんじん」みたいなものだ。目の前のにんじんがなくな
ったら走らなくなる。まあ、いろいろな考え方があるので、馬にんじんを否定はしな
い。それが子どもに合っているのなら、続けるのもいいと思う。しかし、
成績を上げるためには、子ども自身がその気になって、自分を高める
努力をすることが必要である。
さて、「馬にんじん」を実験したテレビ番組があった。馬の目は顔の横についているた
め仕掛けがばれてしまい、全然走らないという結果がでた。