入試において英語は守護神だ。通常、高校入試は国語、数学、社会、理科、英語の順で
行われる。入試は一発勝負だからかなり緊張する。そのため、日ごろの実力が発揮でき
ないこともある。これからは制限時間より10分短く解く練習をしておくほうがいい。
さて、なぜ英語は守護神か。それは、きちんと勉強しておけば点が取れるからである。
国語は時間配分を間違え、作文を書けなかったらかなり痛い。数学の場合、ひらめかな
かったらお手上げ。社会は資料をきちんと読みとれなかったら、点に結びつかない。理
科は、公式を忘れたり、小数計算でミスをしたりすると失点する。最後の英語は
どうか。英語に強ければ、他の科目のミスを挽回できる可能性がある。長文読解なら知
らない単語があっても文章全体の意味をつかむことができる。また、下線部の前後に答
えのもとになる部分があることがよくある。英作文は「主語+動詞」の基本を押さえて
中1レベルのやさしい英文で書いていけば、失点を防げる。福岡県公立高入試の英語は
リスニング・読解・英作文中心の問題構成なので、毎日きちんと英語を勉強し解きなれ
ておけば、自信をもって設問に答えることができるようになる。英語は日ごろがんばっ
ておけば何とかなる科目なのである。だから、英語に強ければ他の科目でうまくいかな
くても、それをある程度カバーすることができるのである。
英語を苦手科目にしてはいけない。